大人がテニスを始めるなら何から?最初の3ヶ月でやることの順番とは
2026/10/23
何から手をつければいいのかを最初の3ヶ月の優先順位で具体的に把握できます
大人がテニスを始めるとき、最初にやることは道具集めではありません。
決めるのは「どこで習うか」が先です。
ラケットは、買わずにレンタルから始めて構いません。
最初の1ヶ月はフォームより「ボールに当てる」だけでいい。
2ヶ月目でラリー、3ヶ月目でゲーム形式に進むのが自然な順番です。
独学のフォーム研究は、後回しで問題ありません。
順番さえ間違えなければ、大人でも3ヶ月で形になります。
「大人になってからテニスを始めたい。でも、何から始めればいいのか分からない」。ラケットのおすすめ記事を読み、YouTubeでフォーム動画を見て、気づけば準備の情報ばかり集めている。肝心の一歩が踏み出せないまま、
「まず何を買えばいい?」
「独学とスクール、どっちがいい?」
「この年齢からでも間に合う?」
と、スタート地点で足踏みしてしまう。正直なところ、迷う原因は情報不足ではなく、やることの順番が決まっていないことにあります。この記事では、大人がテニスを始めるときに何から手をつけるかを、最初の3ヶ月の優先順位で整理します。読み終わったとき、「次に何をすればいいか」が具体的に分かる状態を目指します。
【この記事のポイント】
- 最初にやるのは道具集めではなく「習う場所を決める」こと。ラケット・シューズはレンタルから始められるので、いきなり買う必要はない。
- 最初の3ヶ月は「1ヶ月目=当てる」「2ヶ月目=ラリー」「3ヶ月目=ゲーム形式」の順番。フォームの細かい研究は後回しでよい。
- 大人の上達を止めるのは才能ではなく順番の誤り。難しいことを先にやろうとして挫折するので、易しい成功体験から積むのが正解。
この記事の結論
一言で言うと、「大人のテニスは、道具より先に習う場所を決め、易しい順にこなせば3ヶ月で形になる」です。
最も重要なのは、「①レベル別クラスのあるスクールを選ぶ」「②最初はレンタルで身軽に始める」「③フォームより先にボールに当てる感覚を作る」の3つです。
失敗しないためには、「高価な道具を最初にそろえない」「独学の動画だけで始めない」「1ヶ月で上手くなろうと焦らない」ことが大切です。
始める前に決める2つのこと
その1:習う場所を先に決める
大人がテニスを始めるとき、最初の分かれ道は「独学かスクールか」です。結論から言うと、未経験の大人ほどスクールが向いています。
理由は単純で、間違ったフォームが体に染み付く前に直してもらえるからです。ITFのコーチ教育でも、テニスの各ストロークには力学的に合理的な基本構造があり、その診断と修正がコーチングの核だと整理されています。自己流でクセがつくと、後から直すほうが時間がかかります。
スクールを選ぶときの条件
- 未経験・初心者だけのクラスがあるか
- 通いやすい時間帯・立地か
- まず体験レッスンで雰囲気を確かめられるか
クレセントは未経験者から上級者までクラスが細かく分かれており、初心者は初心者だけのクラスで進みます。成人一般クラスは朝からナイターまで開講しているので、仕事帰りにも通えます。
その2:道具は「買う」より「借りる」から
ここは正直に書きます。最初から自分のラケットを買う必要はありません。よくあるのが、続くか分からないうちに高価なラケットとウェア一式をそろえ、それが逆にプレッシャーになるパターンです。
「まずレンタルでいいですよ、と言われて、気負わずに始められました。」
クレセントの体験レッスンでは、ラケット・シューズが無料レンタルです(数に限りがあるため予約時に申告)。初心者向けの道具調整を扱ったPiquer-Piquerらの研究でも、身体に合った道具から入ることが学習と参加意欲を助けると報告されています。自分のラケットは、続けると決めてから、コーチに相談して選べば十分です。
最初の3ヶ月でやることの順番
1ヶ月目:フォームより「ボールに当てる」
最初の1ヶ月で完璧なフォームを目指すと、まず挫折します。この時期の目標はシンプルです。
- ①ラケットの真ん中でボールをとらえる感覚をつかむ
- ②ボールの落ち際に合わせて足を動かす
- ③力を抜いて振る(力むほど当たらない)
制約主導型アプローチという指導の考え方では、言葉でフォームを直し続けるより、ターゲットやリズムなどの条件を工夫して本人が動きを獲得するほうが有効だとされています。最初は「当たった」という小さな成功を積むのが正解です。
2ヶ月目:ラリーを続けることを目標にする
ボールに当たるようになったら、次はラリー、つまり相手と打ち合いを続けることが目標になります。
ここで大切なのは、強く打つことではなく、返し続けることです。3球続いたら次は5球、と小さく更新していきます。少人数のグループなら、コーチや同レベルの相手と無理なくラリーの回数を伸ばせます。
「10球続いたときの達成感が、次も行きたい理由になりました。」
3ヶ月目:ゲーム形式で「実戦」に触れる
3ヶ月目には、点を取り合うゲーム形式に少しずつ入っていきます。ラリーが試合とつながる感覚が生まれる時期です。
試合に近い判断を含む練習が実戦力を育てる、とReidやCrespoらのスキル習得研究でも整理されています。決められたフォームを繰り返すだけでなく、状況に応じて打ち分ける経験が、実際に使える技術につながるという考え方です。ケースによりますが、週1回のペースで3ヶ月続けると、簡単なゲームを楽しめる人が多いです。ここまで来ると、点の取り合いに駆け引きが生まれ、テニスが一気に面白くなります。
大人のスタートでよくあるつまずき
「若い頃と同じ」と思って飛ばしすぎる
学生時代に運動経験がある人ほど、いきなり全力で動いて体を痛めがちです。頭では動けるつもりでも、体は久しぶりの動きに慣れていません。最初の数回は、準備運動を入念に、翌日に響かない範囲で。物足りなく感じるくらいで止めておくほうが、結果的に長く続きます。急がば回れが結局は近道です。
周りと比べて落ち込む
グループの中に上達の早い人がいると、つい比べて焦ります。ですが、初心者クラスは初心者だけで進むので、比べる相手も同じスタート地点です。
クレセントは1クラス9名まで(2コーチ制は14名まで)で、グループの中でも必ずコーチと1対1の時間があります。全体練習で埋もれず、自分のペースの上達を見てもらえるため、他人との比較で折れにくい環境です。比べるべきは隣の人ではなく、先週の自分だと考えると、気持ちがぐっと楽になります。
一人で始めて、いつの間にか行かなくなる
独学のいちばんの弱点は、休んでも誰も気づかないことです。曜日と時間が決まったスクールなら、通う日が予定として固定されます。ITFの新規参加者向けの指針でも、初回体験のあとに継続できる機会を用意することの重要性が示されています。始めた勢いを、仕組みで続く力に変えるわけです。
こういう人は今すぐ相談すべきです
次のいずれかに当てはまるなら、始め方を調べ続けるより、まず体験レッスンで最初の一歩を確かめたほうが早く進みます。
- 始めたい気持ちはあるが、道具も場所も決められず止まっている方
- 独学の動画を見続けて、一度も実際にボールを打てていない方
- 大人からのスタートで、ついていけるか不安な方
クレセントの体験レッスンは、実際に行われているレッスンにそのまま入る形式です。見学用の特別メニューではないので、「最初の一歩がこの内容なら踏み出せそうか」をその日に判断できます。
手ぶらで大丈夫です
- ラケット・シューズは無料レンタル(数に限りがあるため予約時にお伝えください)
- 服装は動きやすければ普段着でOK
- 初心者は初心者だけのクラスで進みます
迷っているなら、「まったくの未経験で、何から始めればいいか相談したい」とフロントで伝えてみてください。あなたのレベルに合うクラスと進め方を提案してもらえます。体験は予約制です。お電話(052-446-5159)またはお問い合わせフォームからお申し込みください。
よくある質問(FAQ)
Q1.最初に何を買えばいいですか?
A1.すぐ買う必要はありません。ラケット・シューズは無料レンタルで始められます。自分の道具は続けると決めてから、コーチに相談して選ぶほうが失敗しません。
Q2.独学とスクール、どちらがいいですか?
A2.未経験ならスクールが有利です。クセがつく前に修正でき、曜日固定で続きやすいためです。独学の動画は補助にはなりますが、最初の土台づくりには向きません。
Q3.どれくらいでラリーができますか?
A3.週1回で2ヶ月前後が一つの目安です。1ヶ月目に当てる感覚を作り、2ヶ月目でラリー、3ヶ月目でゲーム形式へ、という順で進む人が多いです。
Q4.運動経験がなくても始められますか?
A4.始められます。未経験者から上級者までクラスが分かれ、初心者は初心者だけで進みます。4歳から80代まで在籍し、運動が得意でない大人も多く通っています。
Q5.体力に自信がありません。ついていけますか?
A5.最初は当てる練習から始まるので大丈夫です。名古屋校は砂入り人工芝で足腰への負担が抑えられます。不安があれば予約時と当日にお伝えください。
Q6.週何回通えばいいですか?
A6.まず週1回で十分です。慣れてきたら増やすと上達が早まります。クレセントは複数クラス受講が可能で割引もあるため、後から頻度を上げやすい設計です。
Q7.始めるのにいくらかかりますか?
A7.入会金は5,500円(税込)です。受講料は各スクールで異なるため、入会時に必要な2ヶ月分とあわせて事前にご確認ください。体験レッスンは用具レンタル無料です。
まとめ
- 最初にやるのは道具集めではなく「習う場所を決める」こと。ラケット・シューズはレンタルから始められる
- 最初の3ヶ月は「1ヶ月目=当てる」「2ヶ月目=ラリー」「3ヶ月目=ゲーム形式」の順で進める
- 大人のつまずきは飛ばしすぎ・他人との比較・一人で始めること。易しい成功体験を順に積むと折れにくい
- 初心者は初心者だけのクラスで進めるので、未経験の大人でも3ヶ月で形になりやすい
いまのあなたは、「準備が整ってから始めたい」ですか。それとも、「まず一度、ボールに当ててみたい」ですか。後者なら、次の一歩は予約の連絡を1本入れるだけです。
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