テニスで当てた後どこ狙う?方向の基本を解説
2026/06/11
「狙い方が分からない」から抜け出す3ステップ戦略
【この記事のポイント】
正直なところ、初心者が「ライン際」「エースコース」を狙う必要はまったくなく、「センターを深く」「クロスに高め」という「低リスクな方向」だけでも十分ラリーは成り立ちます。実は、戦術解説でも「センターセオリー」といって「基本はセンターに打つのが最もリスクが少なく、相手に角度を与えにくい」ことが強く推奨されています。
よくあるのが、「コースを散らさなきゃ」と焦って、毎回違う方向に打とうとしてミスを増やすパターンです。「最初はセンター固定→慣れたらクロス→その次に相手のバック側」という順番で範囲を広げると、プレーに一貫性が出ます。ケースによりますが、この段階を踏むことで、ただ返すだけのプレーから、戦術を意識したプレーへと自然に移行していくのです。
今日のおさらい:要点3つ
- 「どこに打てばいいか分からない」ときは、とりあえず「センターの中深め」「クロスの中深め」の2つだけを「ホームポジション」にします
- シングルスでは「センターセオリー」(真ん中に深く)を軸にして、チャンスのときだけ「相手バック側」を追加すると、ミスが減りつつ攻撃も作れます
- 迷っているなら、「今日の練習は『全部センター』『全部クロス』」のように、1日1種類の方向だけに絞って打ってみるのがおすすめです
この記事の結論
一言でいうと「初心者は、『常に難しいコースを狙う』のではなく、『センター・クロス・バック側』の3つを状況で使い分けるだけで、プレーの質は大きく変わる」です。最も重要なのは、「①ラリーの基本はセンター深め」「②ラリーで主に使うのはクロス」「③チャンスだけ相手バック側(またはオープンコート)を狙う」という「優先順位」を決めておくことです。
失敗しないためには、「ショットごとに毎回違うコースを考える」のではなく、「守り・ニュートラル・攻め」の3つの状態ごとに「打つ方向をあらかじめ決めておく」ことです。この習慣をつけるだけで、試合中に「どこに打とう」で迷う時間がゼロになり、そのぶん打点とフォームに集中できるようになります。
なぜ「どこに狙うか」で迷うのか
打ったあとに、「今のどこ狙いだったんだろう」と自分で分からなくなる
レッスンのゲーム形式。相手コートにボールが飛んでいくのを見ながら、「今のボール、どこを狙って打ったんだろう」と自分でも分からなくなる。休憩中、スマホを開いて「テニス どこに打てばいいか分からない」「初心者 コース 狙い方」と検索窓に何度も打ち込んでしまう。
実は、私もまったく同じ経験をしています。ラリーの最中は「必死で返しているだけ」で、終わってから振り返ると、「狙ったボール」が1本もない。正直なところ、コーチから「今のはどこを狙った?」と聞かれた瞬間、一番答えに困る質問でした。
理由① 「とりあえずコートに入れる」が続くと、狙い方が育たない
初心者向け解説では、「最初は相手の打ちやすいところに返すことを意識し、近い距離でゆっくり打ち合ってラリーを続けることが大切」と書かれています。これ自体はとても大事なステップですが、いつまでも「とりあえず入れる」のままだと、「どこに打つか」を考える習慣が育たない。その結果、コートが視界に入っていても、「この状況ではここ」という「選択の軸」がないまま打ってしまいます。
戦術解説でも、「フォームを崩さずにボールをコートに入れることを重視しつつ、『どこに打つか』を決める戦術が勝率を左右する」と述べられています。私も、「入れるだけ」の癖が残ったまま試合に出たときは、ショット自体はそれなりに打てているのに、ポイントの取り方が分からない──そんな違和感をずっと抱えていました。
理由② 難しいコースを狙おうとして、リスクだけ上げてしまう
戦術記事では、「テニスの戦術で覚えておきたい『センターセオリー』」として、こう説明されています。センターを狙うと、ネットの最も低い部分を通るのでネットミスが減る。コートの一番長い対角線を使えるため、アウトもしにくい。相手に角度を与えにくく、自分の次のボールに対しても準備しやすい。
一方で、サイドライン際を狙うショットは、ネットの高い部分を通す必要があり、距離も短く、少しオーバーしただけでアウトになる。つまり、初心者が最初に覚えるべきなのは「厳しいコース」ではなく、「リスクを抑えつつ相手にプレッシャーをかけられる『無難な方向』」なんですよね。
正直なところ、私も最初は「難しいところに打てたほうがかっこいい」と思っていました。でも、戦術記事にある「序盤はリスクを負わずセンターラリー」という一文を読んでから、「上手い人ほど真ん中が多い」ことに気づきました。
どこに打つかを決めるための「3つの基本ルール」
「毎ショットで考える」のをやめて、「3択」にしてしまう
YouTubeの戦術解説では、ショットを「ディフェンス(守り)」「ニュートラル(つなぎ)」「オフェンス(攻め)」に分けて考える方法が紹介されています。これはコース選びにもそのまま使えます。初心者向けにシンプルにすると、こんな3択です。
守り:とにかくセンター深く
つなぎ:クロスに中深め。攻め:相手のバック側またはオープンコート。
私が実際にやってみて一番しっくりきたのは、「ショットごとに自由に選ぶ」のではなく、「自分の体勢(守り・ニュートラル・攻め)でコースをあらかじめ決めておく」ことでした。最初は「自分にそんな戦術なんて…」と身構えましたが、やってみるとただの「打つ前の合図」に過ぎません。
「全部センターだけ」で試合をした日
ある日の練習試合で、自分にこういう制限をかけました。「今日は、よほどのチャンスがこない限り、全部センターに打つ」。正直なところ、「そんなで勝てるのか?」という気持ちと、「とりあえずやってみるか」という気持ちの間で揺れていました。
やってみると、ネットの一番低い部分を通すので、ネットミスが減る。コート中央なら、多少左右がズレても「コートに収まりやすい」。何より、「どこに打とうか」で迷う時間がゼロになったので、準備と打点に集中できる。
結果、派手なエースはほとんどありませんでしたが、「自滅が減った分」、意外なほど接戦になりました。試合後、「今日の自分は『勝たせてもらった』というより、『負けない打ち方をした』な」と静かに実感したのを覚えています。
「クロスとバック側」だけに絞ったラリー練習
次のステップとして、コーチにこう提案されました。「今日は『クロスだけ』に打ちましょう。次の週は『バック側だけ』に打つ日にします。」「え、そんなに偏らせていいんですか?」と聞いたところ、「実は、そのほうが『狙いのクセ』が体に入りやすいんです」と返されました。
そこでやったのは、週1回のレッスンで、1コマまるごと「フォアクロスだけ」ラリーをする。別の日は、「相手のバック側(バックハンド側)だけ狙う」練習をする。戦術記事でも、「序盤はセンターラリーでリスクを抑え、チャンスの場面で相手のバック側やオープンコートを狙う」と解説されています。
この「偏った練習」を数回繰り返したところ、試合中に自然と「ラリーはクロス」「チャンスはバック」が頭に浮かぶようになりました。翌朝、ノートに「センター・クロス・バック」の3つを書きながら、「あ、ようやく『狙い方』の地図ができてきたな」と少しだけ誇らしい気持ちになりました。
よくある質問
Q1. 初心者は、どこを狙うのが一番安全ですか?
A1. 一番リスクが少ないのはセンター深めです。ネットの低い部分を通り、距離も長く使えるのでネット・アウトの両方のミスが減ります。
Q2. なぜセンターを狙う「センターセオリー」が大事なのですか?
A2. センターを狙うと、相手に角度を与えにくく、自分の次のボールへの準備時間も稼げます。初心者~中級者には特に有効な戦術です。
Q3. クロスとストレート、どちらを多く使うべきですか?
A3. 基本はクロスです。距離が長く、ネットも低く、ラリーが安定します。ストレートはチャンスボールや相手のポジションが崩れたときに限定するほうが安全です。
Q4. 「相手のバック側を狙え」とよく言われますが、なぜですか?
A4. 多くのプレーヤーにとってバックハンドはフォアより攻撃力が低く、ミスも出やすいからです。バック側に集めることで、相手の攻撃力を下げられます。
Q5. シングルスとダブルスで「狙い方」は変えたほうがいいですか?
A5. ダブルスでは、センターや足元を狙うことが特に重要で、ネットプレーヤーの間(センター)を狙うと相手同士が迷いやすいと解説されています。
Q6. コースを狙う練習はいつから始めればいいですか?
A6. 「近い距離でラリーが続くようになったら、コーンを置いて『相手の打ちやすいところ』を狙う練習をする」とされています。ラリーが5~10回続くようになったタイミングが目安です。
Q7. 難しいコースを狙ったほうが上達は早くなりますか?
A7. 戦術記事では、「序盤はリスクを負わずセンターラリーを基本にし、勝負どころでだけリスクを取る」スタイルが推奨されています。難しいコースばかり狙うと、かえってミスで自滅する癖が付きやすいです。
まとめ
テニス初心者が「どこに狙うか」で迷っているなら、それは戦術がないのではなく、「まだ戦術の地図を作っている途上」に過ぎません。センター、クロス、バック側──この3つの方向を決めるだけで、あなたのプレーは確実に変わります。
大事なのは、毎ショット完璧に狙うことではなく、「この状況では、ここ」という決まりを体に刻み込むことです。最初は「全部センター」でもいい。その単純さこそが、余計な判断を減らし、打点とフォームに集中させるのです。数週間後、気づけば「あ、自然と狙い分けができてる」と感じる瞬間が必ず来ます。
コースを決めることは、センスではなく、ただの習慣です。今日から、あなたのプレーに「狙い」を加えてみてください。
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