テニス 相手の弱点 見つけ方とは?攻略法
2026/07/26
相手の弱点を観察し、実戦的な攻略法に変える3ステップ
この記事のポイント
弱点の見つけ方には「型」があります。テニスコーチの解説でも、グリップ・打点の高さ・タイミング・フットワーク・ネットプレーなど、「相手が練習量の少ないショットや状況」を観察・推察することが重要だとされています。
正直なところ、「相手の弱点=明らかなミスショット」だと思い込みがちですが、実は"プレッシャーをかけたときに出るミス"こそが本当の弱点です。上級者向けの記事でも、ネットへ誘い出したり、高い弾道を使ったりと「わざとプレッシャーをかけて弱点をあぶり出す」手法が紹介されています。
迷ったら、「①試合前~序盤で"見た目の情報"から仮説を立てる」「②ラリーと配球で"プレッシャーをかけながら"検証する」「③見つけた弱点を"自分の得意ショットと重ねて攻める"」という3ステップで、相手の弱点を実戦的な攻略法に変えていくのがおすすめです。
今日のおさらい3つ
あるあるシーン① 試合前の漠然とした不安
大会のドローを眺めながら、「初戦の相手はどんなプレーをする人なんだろう」とSNSや動画サイトで名前を検索してみるものの、結局よく分からないまま当日を迎える。試合前のウォームアップで相手のフォアが気持ちよく飛んでいくのを見た瞬間、「強そうだな」という印象だけが残り、ベースラインに立ったときに一度だけ小さく息を飲む。
相手のプレーが見えているのに、どこに焦点を当てればいいかが定まっていない状態です。
あるあるシーン② 試合中に見えるのは"強み"だけ
試合が始まって数ゲームが過ぎたあと、ベンチでスコアボードを見ながら、「相手のどこが弱点なんだろう」と考えてみるが、頭に浮かぶのは「フォアが強い」「バックもそこそこ」「サーブも悪くない」といった"強み"だけ。ついさっきのラリーで自分が打ち込まれたフォアの逆クロスの軌道が、何度も頭の中でリピートされる。
相手の優れた部分に目が行ってしまい、改善できる弱点が見えていません。
あるあるシーン③ 試合後の後悔
試合後、ラケットバッグを肩にかけて帰る途中、ふと「そういえば、あの相手のスマッシュって、意外と決定力がなかったな」と思い出す。ネットに誘い出してスマッシュを打たせた場面がほとんどなかったことに気づき、玄関のドアノブに手をかけながら、小さく「次は…」と独り言が漏れる。
試合後になって、相手の弱点に気づく状態は、試合中に観察・検証ができていないサインです。
この記事の結論
一言で言うと「相手の弱点は、"見た目の上手さ"ではなく、"普段あまり練習していないショットや状況"に現れるので、試合序盤に観察→中盤でプレッシャーをかけて検証→終盤でそこに配球を集約する、という流れで探すのが攻略の近道」です。
最も重要なのは、「弱点=バックだけ」ではないと理解することです。実は、グリップ・打点の高さ・スプリットステップ・フットワーク・ネットプレー・ロブ・スマッシュなど、"動きや反応のクセ"の中に、狙うべきポイントが隠れています。
失敗しないためには、「①序盤から勝ち急いでセオリーだけに頼らない」「②"1つの弱点"に固執しすぎず、試合の流れの中で柔軟に修正する」「③相手の弱点ばかり見て、自分の得意パターンを忘れない」ことが大切です。
相手の弱点はどこに現れるのか?
ポイント① グリップ・フォームから「苦手な打点とコース」を仮説立て
テニスプラスの解説では、弱点を見つける最初の糸口として、以下のポイントが挙げられています。
- 「グリップを見ること」が一番分かりやすい
- グリップが薄い選手なら高い打点が苦手、厚いグリップなら低い打点が苦手など、"打点とコースの傾向"が推測できる
また、同じ記事では以下のような具体例が挙げられています。
- 片手バックの選手は肩口より上が苦手なことが多い
- オープンスタンスでしか打てない選手は、短いボールが苦手になりやすい
実体験でも、試合前のラリー中に相手の片手バックが高い打点になるともたついていたり、厚いグリップのフォアで低いボールになるとスライスに逃げていたりと気づいた相手には、片手バック側に高いスピンとフォア側に低いスライスを増やしたことで、ラリーの主導権を取りやすくなりました。
正直なところ、「相手のグリップなんて気にしたことがない」という人も多いですが、ここを見るだけで"何を試すべきか"がかなり絞れます。
ポイント② 「普段練習していなさそうなショット・状況」を探す
テニスの弱点の見つけ方を解説したコラムでは、以下が説明されています。
- 弱点とは「普段あまり練習していないショットや状況」である
- 相手が練習していない状況を推察することが、弱点発見の近道
具体的には、以下のような場面を観察することが推奨されています。
- わざと勢いを殺した高く弾むボール(ムーンボール)を使ったときの反応
- ネットに誘い出してボレーやスマッシュを打たせたときの精度
- ロブやスライスなど、"試合でしかあまり打たないショット"への対応
試合でも、ある相手に対して「あまり上に弾むボールを打たないようにしよう」と最初は思っていたのですが、途中でムーンボールを1本混ぜたら、相手が明らかに打点のタイミングを外してネット。そこから、"あえて高いボールを混ぜていく"ことで、相手のバック側からのエラーを増やせました。
実は、「良いボール」を打つことだけが戦略ではありません。"雑に見えるけれど、相手が練習していないボール"をあえて使うのも、立派な弱点チェックです。
ポイント③ 「タイミング・リズム・バランス」が崩れている場面を見る
テニスプラスの記事では、弱点を見るうえで以下を細かく見ることの重要性が強調されています。
- タイミング
- リズム
- バランス
さらに、以下もチェックポイントになると解説されています。
- スプリットステップが合っていない立ち位置
- ローディング(タメ)のタイミングが合わない場所
- ボールを打った後の「動作硬直時間」の長さ
観察していて分かりやすいのは、フォア側に振られたあと戻る一歩目が遅くなる相手、前後の動きで前に出た後の戻りが明らかに遅い相手、スプリットステップをほとんど踏まずリアクションで動いている相手です。こういった相手には、横方向だけでなく前後の揺さぶりを増やすだけで、ラリー中にバランスを崩してくれる場面が増えます。
よくあるのが、「相手のショットの強さ」ばかり見てしまい、こうした"隠れ弱点"を見逃してしまうパターンです。
試合の流れの中で弱点を見抜き、攻略に変える3ステップ
ステップ① 序盤2~3ゲームで「観察優先モード」に切り替える
テニス戦略のブログでは、以下が推奨されています。
- 試合の序盤は、セオリー通りにプレーするよりも、相手の弱点を探る時間にした方が良い
- ストレートに一本打って前衛の対応を見たり、ロブやスマッシュへの対応を観察したりする
試合でも、1セット目の前半は以下の"テストショット"を必ず入れるようにしています。
- バック側へ高いボール
- ネットに出してボレー・スマッシュを打たせる
- ストレートに一本打って、相手の反応を見る
ある市民大会では、序盤で「この相手はロブの対応が甘い」「スマッシュがつなぎ気味になる」と分かったので、2セット目以降は以下のパターンを増やしたことで、相手のスマッシュミスと甘いボレーから多くのポイントを取ることができました。
- 深いクロスでベースライン後ろに下げる
- そこから短いボールでネットへ誘い出す
- 上がってきたボールをロブで抜く
正直なところ、最初の2~3ゲームを"勝ち急ぐ時間"にしてしまうと、弱点を探す余裕がなくなります。「序盤=データ取り」と割り切る発想を1つ持っておくと、心も少し楽になります。
ステップ② プレッシャーをかけながら「本当の弱点」をあぶり出す
強い相手の弱点を見つける方法として、以下の重要性が語られています。
- 色々な形でネットに出てみる
- ハードヒットしてみる
- ボールを山なりにしてみる
つまり、「プレッシャーをかけることで本当の弱点を引き出す」ことが重要です。具体例として以下が紹介されています。
- ネットプレーが弱そうなら、短いボールで前に誘い出してプレッシャーをかける
- ハイボレーが怪しければ、わざと中途半端なロブで打たせてみる
- 高いスピンボールで「打点の高さ」にプレッシャーをかける
相手が上手くて弱点が分かりにくいときほど、ネットに出てボレー勝負を仕掛けてみたり、セカンドサーブを強めに叩いて反応を見たりといった"あえてプレッシャーをかける行動"を増やすようにしています。そこで明らかにミスや甘いボールが増えるショットが、その試合での「本当の弱点」になりやすいと感じます。
実は、「相手の弱点が見えない」のではなく、「弱点を出させていない」だけ、ということも多いです。
ステップ③ 自分の得意ショットと重ねて"弱点攻略パターン"にする
弱点の見つけ方の記事では、以下が述べられています。
- 相手の弱点を観察・洞察するほど、「自分が日頃どんな練習をすれば良いか」も見えてくる
- 様々なタイプの弱点を想定して練習しておくことで、試合での再現性が上がる
試合中に弱点を見つけたら、自分の得意ショット(例:フォアクロス、バックのスライス、ネットプレー)と相手の弱点(例:バックの高い打点、ネットプレー、スマッシュ)を重ねて、具体的なパターンに落とし込んでいきます。
- 自分:フォアクロス得意 × 相手:バック高い打点が弱い
フォアクロスの重いスピンでバック高めに集める → 甘く浮いたら逆クロスで仕留める - 自分:ロブが得意 × 相手:スマッシュがつなぎ気味
一度ネットに誘い出す → ロブを多用してスマッシュを打たせ、ミスや甘いボールを待つ
試合でも、「相手の弱点」と「自分の得意」を一緒にノートに書くようにしてから、試合前に「今日はこのパターンを狙おう」と決めて入れるようになりました。その結果、「弱点を見つけたけど活かしきれなかった」という感覚が減りました。
よくあるのが、「相手の弱点だけメモして、自分の武器とつなげていない」ケースです。弱点情報は、"自分の得意パターンのレール"に載せて初めて生きてきます。
よくある質問(FAQ)
Q1. 相手の弱点は、どれくらいの時間で見つけるべきですか?
Q2. 強い相手には弱点がないように見えます…。
Q3. バックが弱い相手には、とにかくバックを狙えばいいですか?
Q4. ダブルスでは、どう弱点を探せばいいですか?
Q5. 相手の弱点ばかり見ていると、自分のテニスが崩れませんか?
Q6. 観察するのが苦手で、試合中に余裕がありません。
Q7. 子どもにも"相手の弱点"を教えていいですか?
まとめ
相手の弱点は、「グリップ・フォームから推測できる苦手な打点やコース」「普段練習していなさそうなショット・状況」「タイミング・リズム・バランスが崩れる場面」に現れます。試合序盤の2~3ゲームで観察し、中盤でプレッシャーをかけて検証し、終盤で配球を集約する流れを作ると、弱点は"見つけるだけ"から"勝ち筋に変える武器"へと変わります。
正直なところ、「相手の弱点が全然分からなかった」という試合は、誰にでもあります。実は、その試合後に「何を見て何を試したか」をメモに残し、次の試合で"観察ポイント"を1つ増やしていくだけでも、少しずつ"弱点を見抜ける目"は育っていきます。試合を想定した観察・配球の練習を組み込むことで、"ただ打つテニス"から"一歩先を読むテニス"へと変えていくサポートができます。
----------------------------------------------------------------------
テニスアカデミー クレセント名古屋校
〒490-1114
愛知県あま市下萱津平島17番
電話番号 : 052-446-5159
ヒルトン名古屋テニススクール
〒460-0008
愛知県名古屋市中区栄1-3-3
ヒルトン名古屋フィットネスセンター内7F
電話番号 : 052-446-5159
テニスアカデミー クレセント草津駅前校
〒525-0032
滋賀県草津市大路2-2-43
電話番号 : 077-565-2310
テニスアカデミー クレセント草津校
〒525-0034
滋賀県草津市草津2-16-25
電話番号 : 077-561-4355
ミナミ草津テニスガーデン クレセント
〒525-0054
滋賀県草津市東矢倉3-9-75
電話番号 : 077-561-4646
テニスアカデミー クレセント城陽校
〒610-0121
京都府城陽市寺田尼塚47
電話番号 :0774-53-7606
テニスアカデミー クレセント宇治校
〒611-0042
京都府宇治市小倉町春日森86-2
電話番号 :0774-66-3925
----------------------------------------------------------------------



