テニスのダイエット効果は本当?痩せた人が続けられた3つの条件と目安期間
2026/08/01
ジムが続かなかった人でもテニスなら痩せられるのかを、消費量と継続条件から判断できます
テニスはダイエットに有効です。
理由は消費カロリーの大きさにあります。
体重60kgの人がダブルスを60分で約378kcal。
シングルスなら約460kcal。
ウォーキング60分の約2倍です。
ただし、痩せた人と痩せなかった人を分けるのは運動量ではありません。
分かれ目は「続いたかどうか」だけです。
ジムの会費を3ヶ月払い続けて、行った回数は4回。
体重計に乗るのをやめたのは、いつからだったか思い出せない。
そんな状態で、夜中にスマホで「テニス ダイエット 効果」と打ち込んでいる。
検索結果を上から順に開いては、
「本当に痩せるの?」
「どれくらいでやせるの?」
「運動が苦手な自分でもできる?」
と、同じところで止まってしまう。
正直なところ、情報が足りないのではなく、自分に当てはまるかどうかが判断できないのだと思います。この記事では、テニスの消費カロリーを数字で確認したうえで、実際に体が変わった人が何をどれくらい続けたのかを、時期ごとに整理します。読み終わったとき、「自分の生活で続けられるか」を自分で判断できる状態を目指します。
【この記事のポイント】
- テニスの消費カロリーはダブルス60分で約378kcal(体重60kg)。ウォーキングの約2倍で、有酸素運動と筋力への刺激が同時に起きる全身運動である。
- 痩せた人に共通するのは運動量ではなく、「週1回が予定として固定されている」「一人で頑張らない環境がある」「体重より先に動ける体の変化を見ている」の3条件。
- 変化の実感は1ヶ月目が睡眠と食欲、3ヶ月目が見た目とサイズ、半年で習慣化という順番。体重計の数字は最後に動くことが多い。
この記事の結論
一言で言うと、「テニスは痩せる運動ですが、痩せる理由は消費カロリーより“続く設計”にあります」。
最も重要なのは、「①週1回を予定として先に確保する」「②数字より先に体の変化を見る」「③一人で完結させない」の3つです。
失敗しないためには、「最初の1ヶ月で体重の増減だけを判断材料にしない」「週3回など高すぎる目標から始めない」「体力に自信がない段階でシングルス中心にしない」ことが大切です。
テニスのダイエット効果を、まず数字で確認する
ダブルス60分で約378kcal。ウォーキングのおよそ2倍
運動の強度は「メッツ」という単位で表されます。国立健康・栄養研究所の「改訂版 身体活動のメッツ表」では、テニスはダブルスが6.0メッツ、シングルスが7.3メッツ。ウォーキング(普通歩行)は3.0メッツ前後です。
消費カロリーは、次の式で計算できます。
計算式
- 消費kcal = メッツ × 体重kg × 時間h × 1.05
体重60kgの場合の目安
- ダブルス60分 → 約378kcal
- シングルス60分 → 約460kcal
- ダブルス30分 → 約189kcal
- 普通歩行60分 → 約189kcal
体重50kgの人が90分レッスンをダブルス中心で受けた場合は、約473kcal。ごはん約2杯分に相当します。
「有酸素運動」と「筋肉への刺激」が同時に起きる
テニスの動きを分解すると、こうなります。
- ①前後左右に走る(下半身と心肺)
- ②約300g前後のラケットを振る(体幹と上半身)
- ③踏み込む・止まる・跳ぶ(お尻ともも裏)
厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では、成人に対して3メッツ以上の身体活動を週23メッツ・時以上、加えて筋力トレーニングを週2〜3日行うことが推奨されています。
テニスを週1回90分(ダブルス)行うと、6.0×1.5=9メッツ・時。推奨量のおよそ4割を、1回のレッスンで満たせる計算です。しかも走る動作と筋肉への刺激が同時に入るため、有酸素運動と筋トレを別々に確保する必要がありません。
「実は、“ジムで有酸素20分+マシン30分”を毎回組み立てるのが面倒でやめた、という方は少なくありません。」
ただし「テニスだけで痩せる」とは言い切れない
ここは正直に書きます。週1回90分のテニスで消費できるのは、体重60kgの人で約570kcal。体脂肪1kgを減らすには約7,200kcalが必要とされているため、運動だけで計算すると、単純計算で3ヶ月ほどかかります。
ケースによりますが、レッスン後に「運動したから」と食事量が増えてしまい、体重が変わらない方もいます。
「よくあるのが、“テニスの日の夜だけ、なぜかいつもより食べてしまう”というパターンです。」
逆に言えば、食事を大きく変えなくても、増えなくなるのがテニスを続けた人の最初の変化です。落とす前に、まず止まる。この順番を知っているかどうかで、途中でやめるかどうかが変わります。
ちなみに、ITFのテニス社会学レビューでは、競技志向よりも「健康価値」の訴求のほうが、特に技術レベルが高くない層には響きやすいと整理されています。ダイエットや運動不足の解消といった目的でテニスを始めるのは、続ける動機として理にかなっているわけです。
痩せた人が続けられた3つの条件
条件1:週1回が「予定」として先に固定されている
続かなかった人の多くは、「時間ができたら行く」という決め方をしています。時間はできません。
一方で続いている方は、曜日と時間を先に押さえています。
実際にあるパターン
- 水曜19:30のナイタークラスを固定し、その日は残業を入れない
- 土曜の朝一番に入れて、午後の予定を空けておく
- 子どもの習い事の時間に合わせて、自分のクラスを入れる
クレセントの成人一般クラスは朝からナイターまで開講しています。日中働いている方が「仕事終わりに寄れる時間帯」を選べることが、そのまま継続率につながります。
条件2:一人で頑張らない環境がある
ランニングやジムが続かない理由は、意志の弱さではありません。誰も自分が来なかったことに気づかないからです。
テニスのグループレッスンは、そこが逆になります。
「先週いらっしゃらなかったですね、と言われるのが、正直ちょっと嬉しかったんです。」
レッスン後にこう話す方は、本当に多いです。クレセントは1クラス9名まで(2コーチ制は14名まで)で、基本は3〜10名のグループレッスン。顔と名前が一致する人数に収まっているため、休むと気づかれます。
この「軽い監視」が、ダイエットでは効きます。
条件3:体重より先に「動ける体」の変化を見ている
最初の1ヶ月で体重計だけを見ていると、ほぼ確実に心が折れます。筋肉量が増える時期は、体重が減りにくいためです。
続いた人が見ているのは、こちらです。
- レッスン後半でも足が動くようになった
- 翌日の疲れ方が変わった
- 階段で息が上がらなくなった
- ウエストのボタンが少し楽になった
「体重は1kgしか変わっていないのに、去年のパンツが履けたときが一番うれしかったです。」
数値目標を捨てるという意味ではありません。先に動く指標を、体重ではなく体感に置くということです。
変化を感じるまでの期間の目安
1ヶ月目:体重より先に、睡眠と食欲が変わる
週1回のペースだと、1ヶ月で4回。この段階で体重が大きく動くことは、ほとんどありません。
先に変わるのはこの2つです。
- 寝つきが良くなる/夜中に目が覚めにくくなる
- 間食が減る(運動した日のあとに、甘いものへの欲求が落ち着く)
「翌朝の目覚めが違った」という感想が出るのは、だいたいこの時期です。
3ヶ月目:見た目とサイズが動き始める
12回前後を積み重ねると、下半身と体幹に変化が出てきます。
3ヶ月目に多い変化
- ふくらはぎ・もも裏の張りが変わる
- ウエスト周りが1〜2cm動く
- 体重は1〜3kg程度(食事を変えていない場合)
ケースによりますが、体重の落ち幅より、周囲から「痩せた?」と言われるほうが先に来ることが多いです。
半年〜1年:ダイエットから「習慣」に変わる
半年続いた方は、目的が入れ替わっていることがよくあります。
「最初はダイエットで来たんですけど、今は普通に楽しくて通ってます。」
この状態になると、リバウンドしにくくなります。理由は単純で、やめる理由がなくなるからです。
クレセントには50歳から始めて30年以上続けている会員の方もいます。デンマークのコペンハーゲン市心臓研究(Mayo Clinic Proceedings, 2018)では、テニスをしている人は運動習慣のない人より平均で9.7年長く生きるという結果が報告されています。ダイエットとして始めた運動が、そのまま健康寿命につながっていく形です。
こういう人は今すぐ相談すべきです
次のいずれかに当てはまるなら、記事を読み比べるより、1回コートに立ったほうが判断は早く済みます。
- ジムやランニングを始めたが、3ヶ月以内にやめた経験が2回以上ある
- 運動は必要だと分かっているが、一人でやると続かない自覚がある
- 体力が落ちていて、いきなり激しい運動をするのが怖い
- ラケットもシューズも持っていない
クレセントの体験レッスンは、実際に行われているレッスンにそのまま入る形式です。見学用に用意された特別なメニューではないため、「自分が続けられる強度か」をその日に判断できます。
持ち物の心配は不要です
- ラケット・シューズは無料レンタル(数に限りがあるため予約時にお伝えください)
- 服装は動きやすければ問題ありません
- 更衣室・シャワーあり(名古屋校)
迷っているなら、「痩せたい」ではなく「一人だと続かないので、続く環境かどうかを見に来ました」とフロントで伝えてみてください。そのほうが、あなたに合うクラスを提案してもらいやすくなります。
体験は予約制です。お電話(052-446-5159)またはお問い合わせフォームからお申し込みください。
よくある質問(FAQ)
Q1.テニスは週何回やれば痩せますか?
A1.週1回でも体は変わります。厚生労働省の推奨量(週23メッツ・時)に対し、週1回90分のダブルスで9メッツ・時、約4割を満たせます。週2回にすると推奨量の約8割です。
Q2.1回のレッスンで何kcal消費できますか?
A2.体重60kgでダブルス60分なら約378kcal、90分なら約570kcalが目安です。シングルスは60分で約460kcalと、さらに大きくなります。
Q3.運動が苦手でもダイエット目的で通えますか?
A3.通えます。クレセントの成人一般クラスは未経験者から上級者までクラスが分かれており、初心者は初心者だけのクラスで進みます。80代まで在籍しています。
Q4.どれくらいで見た目が変わりますか?
A4.週1回なら3ヶ月(約12回)が目安です。1ヶ月目は睡眠と食欲、3ヶ月目でサイズ、という順番で変化が出るケースが多く、体重計の数字は最後に動きます。
Q5.膝や腰が心配です。負担は大きくありませんか?
A5.ケースによります。名古屋校は砂入り人工芝のインドアコートで、ハードコートより足腰への衝撃が抑えられます。既往歴がある場合は予約時にお伝えください。
Q6.ジムとテニス、ダイエットにはどちらが向いていますか?
A6.短期集中で体を絞るならジム、続けて落とすならテニスです。テニスは有酸素と筋力刺激が同時に入り、時間割が決まっているため予定として固定しやすいのが違いです。
Q7.始めるのにいくらかかりますか?
A7.入会金は5,500円(税込)です。受講料は各スクールで異なるため、入会時に必要な2ヶ月分とあわせて事前にご確認ください。体験レッスンは用具レンタル無料です。
まとめ
- テニスの消費カロリーはダブルス60分で約378kcal(体重60kg)、ウォーキングの約2倍。有酸素運動と筋力への刺激が同時に入る
- ただし運動量だけで痩せるわけではなく、痩せた人と痩せなかった人を分けているのは「続いたかどうか」
- 体重は最後に動く。1ヶ月目は睡眠と食欲、3ヶ月目にサイズ、という順番を知っておくと途中で折れにくい
- 一人で完結する運動より、休んだことに気づかれる環境のほうが、ダイエットでは続きやすい
いまのあなたは、「痩せる方法を知りたい」に近いですか。それとも、「続く場所を探している」に近いですか。後者なら、体験レッスンで見るべきポイントはもう決まっています。
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