テニス スライス コツとは?安定させる方法解説
2026/05/28
1〜3ヶ月で試合で使える武器に変える実践ガイド
【この記事のポイント】
- スライスが安定しない一番の原因は「切りすぎ」と「横向きがほどけること」である
- 安定させるには「コンチネンタル気味の薄いグリップ」「クローズド寄りスタンス」「高いテイクバック→前に押し出す」が近道
- 試合で使えるレベルにするには、「伸びるスライス」「止まるスライス」の2種類を、週1〜2回・1〜3ヶ月かけて作るのが現実的
今日のおさらい:要点3つ
- スライスは"切るショット"ではなく"横向きのまま面を保って前に押し出すショット"に変えると、一気に安定する
- 横向きをキープし、打点をやや後ろ寄りに、ラケット面を相手コートに向けたまま前に押すという3つが最も重要
- 「伸びるスライス」と「止まるスライス」の両方を意識的に打ち分ける練習を週1〜2回に組み込むことで、武器として使える
この記事の結論
- スライスは"切るショット"ではなく、"横向きのまま面を保って前に押し出すショット"に変えると、一気に安定する
- 最も重要なのは、「横向きをキープ」「打点をやや後ろ寄り」「ラケット面を相手コートに向けたまま前に押す」という3つを守ることである
- スライスは守備用と決めつけず、クレセントのようなスクールで"攻守の武器"として使い分けを教わることが失敗を防ぐ
スライスが安定しない原因:よくある3つの理由
1. 「切る」意識が強すぎて、スイング方向とボールの飛ぶ方向が同じになっている
スライスのコツを解説する記事では、「よく勘違いしている人が多いのですが、スライスは"切るように打つショット"ではない」とはっきり書かれています。回転をかけようとして上から切りすぎると、ラケットのスイング方向とボールの飛ぶ方向が同じになり、摩擦が生まれずただの"弱いフラットボール"になってしまうのです。
専門サイトでは、「キレの良いスライスには"スイング方向とボールの飛び出す方向が違うこと"が必要」と説明されています。スイングは上から下(やや斜め前)に向けつつ、面は常に相手コートを向けておく。ここが大きなポイントです。
正直なところ、私も最初は「スライス=切るショット」というイメージしかなく、ひたすら"ザクザク"切っていました。結果は、すべて短く浮いたボールか、ネット。ある日コーチに「もっと前に押し出してみて」と言われ、恐る恐る"切る3割・押す7割"に変えてみたら、いきなり低く伸びるボールが出て、自分でも「え、今のなに?」と驚きました。あの感覚の違いは、今でも鮮明です。
2. 横向きがほどけて正面打ちになり、面が安定しない
プロ選手のレッスン動画でも、「スライスショットの方向を安定させる第1のコツは"横向きをしっかりキープすること"」だと強調されています。体が早く正面向きにほどけると、ラケット面の角度が毎回変わってしまい、ネットしたり浮いたりと、方向も深さも読めないボールになりがちです。
バックハンドスライスの使い分け解説でも、「スタンスはオープンよりクローズド寄りの方が安定しやすい」とされています。横向きをキープしたまま打つことで、肩のラインとラケットの動きがそろい、面の向きも一定に保ちやすくなります。
実は、私も昔は"急いて前を向きたがるタイプ"でした。スライスを打ちながら、もう次のボールのことを考えてしまい、体だけ先に正面を向いてしまう。すると、ボールは毎回違うところへ飛び、ペアの人から「今のはどこ狙い?」と苦笑混じりに聞かれ、内心かなり落ち込みました。そこから、「打つまで横向きキープ」を意識しただけで、方向のバラつきが一気に減ったのを覚えています。
3. 打点が合っておらず、「浮きスライス」と「刺さらないスライス」になっている
スライスの打点について、基本解説では「通常のストロークより少し後ろ気味の打点で、上から下にラケットを振る」とされています。さらに、フォアスライスの記事でも、「打点は前または横寄りに設定し、ラケット面を適切に開きながらスイング軌道を操作する」ことがポイントだと書かれています。
- 打点が前すぎる → 面が被ってネット
- 打点が後ろすぎる → 面が上を向いてふわっと浮く
- 高いボールに対してスイング角度を変えない → ネット or 浮きボール
テニスのスライス解説では、「相手のボールが高く弾むときは上から下に切る角度を強める」「低めのボールなら水平に近い角度で滑らせる」と、状況に応じた打点とスイング方向の調整が必要だと説明されています。ケースによりますが、"全部同じスライス"で処理しようとすると、どこかで必ず限界が来ます。
スライスを安定させるフォームとコツ
グリップとスタンスの基本設定
グリップ
- バックハンドスライス:コンチネンタル〜バック寄りの薄いグリップが基本
- フォアスライス:コンチネンタル寄りで、ラケット面を自然に少し開ける握り方が推奨されています
薄いグリップにすることで、ラケット面をコントロールしやすくなり、アンダースピンを安定してかけられます。厚いグリップのままスライスを打とうとすると、面の調整が難しく、浮きボールが増えがちです。
スタンス
- バックハンドスライス:オープンよりクローズド寄り(前足をベースラインの内側、後ろ足を外側に置く)
- 打つ前に、しっかり横向きを作ってからテイクバックする
正直なところ、私は以前、バックハンドも全部オープンスタンスで打とうとしていました。その結果、体の回転とラケットの動きがバラバラで、スライスが"ただの返球"になってしまっていた。クローズド寄りのスタンスに変えたとき、ボールの重さと伸びが変わったのを自分でもはっきり感じました。
テイクバックは「高く・ヘッドを上・ラケットヘッドを前に出す」
硬式テニスのスライス解説では、「テイクバックはラケットを高めに引き、ヘッドが上になるように構える」と書かれています。レッスン動画でも、「テイクバックは横からではなく、上からスッと出す」「ラケットの頭をしっかり前に出す」ことが強調されています。
テイクバックのポイント
- ラケットヘッドを肩より高い位置にセット
- ラケット面は相手コートを向けたまま(開きすぎない)
- 左手(右利きの場合)でラケットを支え、身体の正面でバランスを取る
実は、私がバックハンドスライスに"手応え"を感じたのは、「テイクバックの高さ」を直された日でした。それまで、ストロークと同じ低い位置から引いていたのですが、高く構えてから振り下ろすように変えた瞬間、それまでとは別物の軌道でボールが滑っていきました。
スイングは「インパクトまで鋭く→そこからゆったり」
バックハンドスライスの安定化を解説する記事では、「振り下ろして肘を伸ばすまでを鋭くし、その後のフォロースルーをゆっくりにする」という感覚が安定につながると説明されています。
スイングの流れ
- テイクバックからインパクトまで:鋭く・しっかりとボールに当てる
- インパクト後:ラケットを前方に滑らかに送り出し、フォロースルーはゆったり
- ラケット面はインパクト前後で大きく変えず、常に相手コート方向を向ける
フォアスライスの解説でも、「身体の回転や重心移動を意識しながら、ラケット面を開きつつ前方向に押し出すこと」が強調されています。レッスン動画では、「インパクトのときに体重を前に乗せ、1歩前にステップするだけで面が安定し、伸びるスライスになる」と指導されています。
正直なところ、私は"最後までギュンと振り切る派"でした。でも、ある動画で「インパクトまで速く、その後はゆっくり」という説明を聞き、試しにやってみたら、ボールの飛び出しと伸びが安定し始めました。あの"コツン"と芯を食った感覚は、病みつきになります。
現場の声:スライスが「武器」に変わったビフォーアフター
ケース1:ダブルスでロブとスライスしか打てなかった40代男性
コーチ:「今のスライス、悪くないですけど、全部止まるだけですね。」
生徒:「実は、相手に攻められないように、とにかく切りまくってます。」
コーチ:「正直なところ、"伸びるスライス"も1本持っていた方が、相手は嫌がりますよ。」
この方は、守備的なスライスがメインで、ラリーが長引くと相手に攻め込まれるパターンが多くありました。そこで、クレセント名古屋校のレッスンで、
- 伸びるスライス:回転量を減らし、面を少し前に向けて押し出す
- 止まるスライス:ボールの下をしっかり前に切って、回転量を多めにする
という2種類を打ち分ける練習を2〜3ヶ月続けました。すると、「前は"つなぐだけ"だったのが、今はスライスで相手を後ろに下げられることも増えました」と本人が話し、ペアからも「スライスの質が変わった」と言われるようになりました。
ケース2:バックハンドスライスが全部浮いていた30代女性
よくあるのが、「抜けるように浮くスライス」です。
生徒:「スライスを打つと、ふわっと浮いて叩かれます…。」
コーチ:「実は、切りすぎ+横向きがほどけるの2つが原因のことが多いです。」
この方には、
- クローズド寄りスタンスで横向きをキープ
- テイクバックを高くし、ラケットヘッドを前に出す
- インパクトまで鋭く、その後は少しゆったり
という3点だけを意識したドリルを導入しました。最初の1〜2週は「動きがぎこちない」と話していましたが、1ヶ月後には「前ほど怖くなくなりました。低く滑るボールがたまに出て、自分でもニヤッとしてしまいます」と笑っていました。
ケース3:よくあるスライスの失敗3つ
- 切りすぎてボールのスピードが落ち、バウンド後に失速してしまう
- 体重が後ろ足に残ったまま打ち、面が上を向いてフワッと浮く
- 横向きが早くほどけて、ラケット面がバラバラな方向を向いてしまう
ケースによりますが、「スライスが苦手」「試合で使えない」と感じている人は、このどれかに強く当てはまっています。
スライスの種類と使いどころ
伸びるスライス(攻撃的スライス)
レッスン動画では、「伸びるスライスを打ちたければ、回転量をかけすぎないことが重要」と解説されています。
- 回転量は"必要最低限"
- 面を少し前向きに保ち、前方向に押し出す
- 低い弾道でネットの少し上を通し、バウンド後にキュッと伸びる
これは、相手を後ろに下げたいときや、相手のリズムを崩したい場面で有効です。
止まるスライス(守備・ドロップ系)
同じ動画では、「止まるスライスはボールの下をしっかり前に切り、回転量を増やすこと」がポイントと説明されています。
- 面をやや上に向け、ボールの下をこするように前方向へ
- インパクトで面を上向きに"止める"イメージ
- バウンド後にスピードが落ち、相手を前に呼び込む
一歩間違えるとただの"浮きスライス"になりますが、面の角度と回転量をコントロールできるようになると、ドロップ系の武器になります。
スライス vs トップスピン(ドライブ)のメリット・デメリット
| ショット | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| スライス | 低く滑り、相手の打点を崩せる ラリーのテンポを変えられる |
高さを間違えると浮いて叩かれる 強打には不向き |
| トップスピン | 高さと安全度が高く、強打もしやすい | 高く弾むので、相手にとっては打ちやすい高さになることも |
正直なところ、スライスだけ・ドライブだけでは勝ちにくいです。クレセントのようなスクールでは、「ラリーの中に1〜2本スライスを混ぜる」「守備でスライス、攻撃でドライブ」といった"使い分け"をセットで教わることが多いです。
よくある質問
Q1. スライスが安定して試合で使えるようになるまで、どれくらいかかりますか?
週1〜2回の練習で、意識的にスライスを取り入れれば、多くの人は1〜3ヶ月で"ラリー中に使えるレベル"には到達できます。
Q2. バックとフォア、どちらのスライスから練習すべきですか?
結論として、多くの人にとってバックハンドスライスの方がフォームが安定しやすく、守備でも使う場面が多いので、バックからの習得がおすすめです。
Q3. スライスは"切る"のか"押す"のか、どちらを意識すべき?
伸びるスライスを打ちたいなら「押す7割・切る3割」くらいのイメージが安定しやすいです。切りすぎるとスピードが落ちてしまいます。
Q4. スライスのグリップはコンチネンタル一択ですか?
基本はコンチネンタル〜ややバック寄りが推奨されていますが、ケースによりますが、少しずつ自分の打ちやすい"薄い握り"を探っていくのが現実的です。
Q5. スライスを多用すると悪い癖になりますか?
攻撃すべき場面でもスライスで逃げてしまうクセは避けたいですが、守備や組み立てで上手く使えば立派な武器になります。バランスの問題です。
Q6. 自宅でスライスの練習はできますか?
鏡の前で「高いテイクバック→ラケットヘッドを前に出す→前に押し出す」素振りを繰り返すだけでも、面の感覚とスイング軌道はかなり身につきます。
Q7. 名古屋でスライスをしっかり教えてくれるスクールはありますか?
名古屋エリアでは、テニスアカデミー クレセント名古屋校が、基礎から応用までのショットをレベル別に指導しており、スライス習得を目的に通うプレーヤーもいます。
まとめ
スライスを"怖いショット"から"安心して出せる武器"へ
- スライスが安定しない主な原因は、「切りすぎ」「横向きがほどける」「打点とスイング角度のミスマッチ」の3つである
- 安定させるには、「薄いグリップ」「クローズド寄りスタンスで横向きキープ」「高いテイクバック→前に押し出すスイング」をセットで身につけることが重要
- 伸びるスライスと止まるスライスの打ち分けを、週1〜2回・1〜3ヶ月意識的に練習すれば、「浮いて叩かれるだけのスライス」から卒業できる可能性は高い
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