テニス 準備遅い原因とは?早く構えるコツ
2026/06/13
「遅い準備」から脱出する動きのリズム作り
【この記事のポイント】
正直なところ、「準備が遅い」と言われる人の多くは、スイングの技術よりも「準備のタイミング」を間違えていて、「相手が打った後に、ボールをよく見てから構え始めている」ことが振り遅れの原因になっています。「次の準備は『前の球を打った直後』から始める」「ラリー中は動きを止めない」「テイクバックは『バウンド前に完了させておく』」という考え方が重要です。
よくあるのが、「ミスしたくない」と思うほどボールを凝視し過ぎてしまい、「大事に打とう」とする気持ちが準備のスタートを遅らせるパターンです。「考える前に足を動かす」と決めてしまうだけで、構えの遅れはかなり改善します。ケースによりますが、このシンプルな意識の転換が、ラリーの質を大きく変えるのです。
今日のおさらい:要点3つ
- 準備が遅い根本原因は、「打ってから考える」のではなく「考えてから構える」クセにあり、「打った瞬間から次の準備を始める」意識に変えることが大切です
- 「テイクバックが遅い」の多くは、バウンドを見てからテイクバックを完了させようとしている「二度引き」によるもので、「引き切ってからバウンドを見る」に変えると一気に改善します
- 迷っているなら、「ラリー中は足を止めない」「打ったら1歩センターに戻る」「相手が打つ前にフォアかバックを決める」という3つのルールだけを意識して、10球だけ集中してやってみるのがおすすめです
この記事の結論
一言でいうと「準備が遅い原因は、『ボールが飛んでから準備を始めていること』であり、前の球を打った瞬間から『動きとテイクバック』を同時に始めれば、構えの遅れはかなり解消できる」です。最も重要なのは、「①打った直後から次の準備を始める」「②ラリー中は頭で考え過ぎず、足を止めない」「③テイクバックはバウンド前に完了させておく」という3つの原則を、「フォーム修正」よりも先に身につけることです。
失敗しないためには、「ボールをよく見てから構える」「バウンドを見てからテイクバックを調整する」といった「慎重さ」を一度脇に置き、「早く構える練習」「早い準備と遅い準備の違いを体感するドリル」を必ず挟むことです。この転換が、準備の質を確実に高めます。
なぜ準備が遅くなるのかを整理する
速いボールが来ると、頭の中が真っ白になるあの感じ
レッスンで、ちょっと上のクラスの人とラリーをしたあと。「速い球が来ると、打ち損ねてばかりだな」と思いながら、帰り道の電車でスマホを取り出す。検索窓に「テニス 準備 遅い 原因」「構えが遅れる 直し方」と何度も打ち込み、いくつかの記事を開いては閉じる。
私自身も速いボール相手のラリーで何度も同じ経験をしました。「早く構えろ」と言われても、実際のところ「いつから構えればいいのか」が分からない。正直なところ、「運動神経がないからだ」と半分あきらめていた時期もあります。
原因① 「前の球を打った後」に準備しようとしている
「速いボール相手に準備不足から振り遅れることがよくあった」という経験から、「私の結論はシンプルです。『前の球を打った直後』から次の準備を始めること」という結論に至ります。具体的に言うと、多くの人は「ボールが相手のラケットを離れてから」テイクバックを始めてしまっている。速いボールになるほど、そのタイミングだと物理的に間に合わない。本来は、「自分が打った瞬間」からすでに次の構えに入っている必要があります。
「ラリーで準備が遅れてしまう理由」として「頭で考え過ぎることでリズムが止まり、準備が遅れる」という指摘があります。「どこに打とうか」「どう打とうか」と考えすぎる→体が止まる。体が止まる→一歩目が遅れる→構えも遅れる→振り遅れる。要するに、「打ったあとに考える」「考えてから準備する」という順番が、準備の遅れにつながっているわけです。
原因② 「バウンドを見てからテイクバック」が「二度引き」を生んでいる
「テイクバックが遅い理由」として「二度引き」が詳しく説明されています。多くの人は、「テイクバックの初動は早い」が、「完了させないで途中で止めている」。そのままボールのバウンドをじっと見てしまい、「打つ瞬間にあわててテイクバックを完了させる」。つまり、「初動」と「完了」が分かれていて、「二度引き」になっています。
その背景には、「バウンドの変化を確認してから、その変化に対応させたテイクバックにしたくなる気持ち」があると指摘されています。正直なところ、私も「バウンドを見て、そこからテイクバックを合わせればいい」と思っていました。しかし「どうせ同じ形になるんだから、さっさとやっちゃえばいいんです。テイクバックを完了した状態でバウンドを確認すればいい」という考え方が重要です。つまり、「バウンドを見てから構える」のではなく、「先に構えてからバウンドを見る」が正解ということです。
早く構えるための具体的なコツとドリル
「構えろ」ではなく、「打った瞬間から次のポイントを始める」
ラリーがうまく続かない時期、私は「どうしたら準備が早くなりますか?」とコーチに聞いたことがあります。「準備のことは、一回忘れてください」との返答。「正直なところ、『構えよう』と意識すると動きが遅くなるんです。打った瞬間から『次のポイントが始まった』と思ってください」というアドバイスでした。
その日から、こんなルールを自分に課しました。ボールを打った瞬間に、必ず1歩センター方向に戻る。相手が打つ前に、必ず「フォアかバックか」だけ決めておく。「打ったらすぐリカバリー→センターに戻る意識→クロスオーバー→サイドステップで調整→打つ→戻る→構える…」という「打つ→戻る→構える」のループが重要です。この動きのリズム自体が、「準備の早さ」を生み出すフレームになっているわけです。
「早い準備」と「遅い準備」の違いを体感した日
「早い準備とラケットに無駄な助走距離がないフォーム、この両方を一緒にゲットしてほしい」として、こんなドリルが勧められています。あえて「大きなテイクバック」をする。「テイクバック大きいですよ~!」と怒られるくらいでOK。そのテイクバックを、「相手のボールがバウンドする前」に完了させる。テイクバックが完了した状態で、バウンドを見る。
このドリルをやってみると:
「早い準備」と「遅い準備」の体感の差。テイクバックを完了させた状態でバウンドを見る安心感がはっきり分かります。
実際にやってみて、「テイクバックを完了してしまうと足が止まりがちになる」という一時的な副作用も感じました。でも、その「違和感」ごと経験したことで、「今、自分は遅い準備をしている」と気づけるようになったのは大きな収穫でした。翌朝、ノートに「テイクバックを引き切ってからバウンドを見る」と書き込みながら、「これはちょっとした『考え方の革命』だな」と感じました。
「考え過ぎ」をやめて「足を動かし続ける」と変わること
「準備が遅れてしまう根本的な理由」として「考え過ぎ問題」が挙げられています。「あれこれ頭を使って考え過ぎると身体の動きが止まってしまい、『リズムが乱れる⇒準備が遅れる』という現象が起きている」と説明されています。
対策として:
「考えるのをやめよう」とするよりも、「ひたすら身体を動かし続ける」ほうがリズムが整い、結果的に準備も早くなります。ラリー中は「どう動かそう?」ではなく、「とにかく足を止めない」と決めるのが近道です。
この考えを実践してから、ラリー中に「頭で考えてきた」と感じた瞬間に、自分に「足!」と小さく声をかけるようにしました。すると、以前より一歩目が早くなり、「速いボールでも追いつけることが増えた」と実感しました。レッスン後、ベンチに座って息を整えながら、「今日は頭より足を使ったな」と、いつもと違う疲れ方に少しだけ満足していました。
よくある質問
Q1. 準備のタイミングはいつから始めればいいですか?
A1. 「前の球を打った直後から次の準備を始める」が基本です。「相手が打ってから」では遅いケースが多いです。
Q2. 速いボールになると、どうしても振り遅れてしまいます。
A2. 原因は「タイミング」より「準備のスタートの遅さ」であることが多く、打った直後からセンターに戻る・フォアかバックかを決めてテイクバックを始めることが効果的です。
Q3. バウンドを見てからテイクバックしてはいけないのですか?
A3. 「バウンド後のボールが気になって二度引きになるのが遅れの原因」と指摘され、「テイクバックを完了してからバウンドを見る」ことが推奨されています。
Q4. 準備が遅いと、どんなミスが増えますか?
A4. 準備の遅れは「打点が後ろになる」「差し込まれる」「ネットやオーバーが増える」ことにつながり、特に速いボールで顕著に表れます。
Q5. 頭で考えすぎると準備が遅くなるのは本当ですか?
A5. 「考え過ぎが身体の動きを止め、リズムを乱し、結果的に準備を遅らせる」という指摘があります。ラリー中は「足を動かし続ける」ことが重要です。
Q6. 自主練で「早い準備」を身につける方法はありますか?
A6. 「大きなテイクバックをバウンド前に完了させるドリル」や「打ったら必ずセンターに1歩戻るラリー練習」などが有効です。
Q7. 準備が遅いと指摘されたとき、フォームから直すべきですか?
A7. 「苦手意識→大事に打とうとする→ボールを見すぎる→準備が遅れる」というループが紹介されており、フォームより先に「準備のタイミングとリズム」を見直す重要性が強調されています。
まとめ
テニスの準備が遅い原因は、「前の球を打った直後から準備を始めていないこと」「バウンドを見てからテイクバックを完了させようとする二度引き」「考え過ぎによるリズムの停止」の3つに集約されます。この3つの原因を理解し、それぞれに対する対策を講じることで、準備の速さは確実に改善されます。
速いボール相手になると、毎回振り遅れてしまう。コーチに「準備が遅い」と言われ続けているが、何を変えればいいか分からない。そうした状況にあるなら、今すぐ「打った瞬間から足を動かす」を意識してみてください。フォームより先に、動きのリズムを変えることが、準備の速さへの最短ルートなのです。
頭で考え過ぎず、足を止めない。このシンプルなルールを守るだけで、あなたのラリーは大きく変わります。
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